榛名山ヒルクライム~【奮闘編】

錦織はベルダスコに2セットアップするもフルセットになだれ込む接戦となり、なんとか勝ちました。
これが錦織の強さとはいえ、ヒヤヒヤでしたね。

次は地元のガスケと当たります。ここ2試合連勝しているとはいえ、キリオスを倒してきているのでガスケは要注意です!
当たり前ですが、毎回タイプの違う相手が出てくるグランドスラムの戦いは厳しいですね。

大坂なおみもハレプ相手に1セット獲るも負けてしまいました。

と言いながら昨日は飲みに行っていてテニス見てません!
これから見たいと思います!
てへ。

🍥
【昨日からの続き】

さて、初日のタイムトライアルでは様子見のつもりが、朝試しにコースを走ってみると様子が見えてきたことで、

心のリミッターが外れてしまって、

「思いっきり漕ぐ」、「出せるだけのスピードに乗る」という今まで味わったことのない快感に身を任せてしまいました。

よく考えると、ロードバイクという乗り物はそのために作られたモノでもあるのですが、なかなか試す機会はなかったですね。
そして、自分自身ケガが怖いという気持ちも強かったので、実走で思いっきり走ったことはなかったのです。

スタートだってロードレースの大会のように係の人に自転車を後ろで持ってもらって、少しスロープのある高いところからスタートするのです。
隣の人と15秒おきに出発するのですが、これが注目されてる感じがして、なんともドキドキしたなあ。
周りが本気すぎちゃって、(TTバイクやヘルメット、ジャージまで格好からして明らかに違うのです)自分がどれだけタイムトライアルらしくないのかを思い知らされましたが。。。

平地とはいっても多少のアップダウンがあり、特に登りは重いギアを踏み倒すので疲れるのですが、いいところに沿道の人たちがいて声援を送ってくれるので、カラ元気爆発です!

途中路面が悪いところがあり(多分ボランティアの方々が清掃は本当にきれいにしてもらっているので文句を言うつもりは全くありません!自分のせい)、
怖くなってスピードに乗り切れないところはありましたが、それでも自分史上最高速を出しました!

6.7キロのコース、たった12分くらいの全力ですが、ダメージはでかかったです!

終わった後はタバタ式トレーニング以上のダメージでまともにしゃべれないし、足が震えて立ってられないし、咳は出るは、口が血の味がするし、大変でした。

ただ、やっている人はこのつらい時期でもローラーでリカバリーをしているんですね。。。そういえば、走る前にもローラー乗ってウォーミングアップしてたよな。。。

這い上がるようにして、帰り支度をしました。

明日までに回復するのか不安を抱えながら。。。

そしてヒルクライムの日を迎えました。

今回の作戦は、
■冷静にペダリングに気を遣うこと。
■途中の榛名神社まではアウターという重いギアをメイン(途中3回くらいインナーに変える)に使って45分以内に超えること。
■神社以降は勾配がきつくなり、インナーにするとともにギアチェンジをこまめにして少しでも重いギアを使ってスピードに乗りながら走る事。
■体力を残して最後にラストスパートできるように駆け抜けてゴールすること。
としました。

朝の時点で肺にやや苦しさを残しながらも足とかにダメージは感じられず、なんとかやれそうに感じていました。

タイムトライアルって言ったって、たった12分の出来事ですから、前日練習と思えばへっちゃらですよ。

指定の駐車場からスタート集合地点まで自転車で向かいます。

ゼッケン番号別にバイクを並べてしばし待ちます。

この時にNHKの「チャリダー」の面々が撮影をしてました。
おお!いつも見ている番組なので、ちょっと感動です。坂バカ女子部という女の子には負けたくないという気持ちが湧きましたが、どうなることやら。

スタート地点まで移動する案内がされてから、去年は凄く待った気がしていましたが、
運営のよさなのか、仲間が多いために話題が豊富で時を忘れたのか、あっという間にスタート地点に来てしまった気がしました。

スタートして実際の計測点までウォーミングアップして、計測点からは本気モードです!

なだらかな坂が続くのですが、

あれ?

ここで自分の異変に気付くのでした。

なだらかなはずの坂が、なだらかでないのです。

参りました。太ももにばっちり疲労がたまっているのです。

「ガガーン!」

脳天をハンマーで殴られたような気がしました。

嘘だろ?!
短時間にいろんなことを考えましたが、

とにかくギアをインナーに変えて対処するしかありません。

「初めからこれかよ!」

そこから、多くの人に抜かれます。
自分の視野が狭まっているのが分かります。

同時スタートした仲間の姿も見えなくなり、もう先に行ってしまったのでしょう。

序盤の勾配の厳しいところでは一番軽いギアに落としても、きつい登りになりました。

この辺でゼッケン6000番台のあとの7000番台の人たちに抜かれ始めます。

嗚呼、
と思いながらも、ようやく一息つきながらギアをアウターに重くして反撃を開始しました。

ここからは攻めますよ!

体力温存という4文字が頭にちらつきはしましたが、神社まで45分のミッションをクリアできなければその先にある1時間切りのクリアは物理的にないのです。

重いギアが負担にならない程度に。

きついところはあっさり一番軽いギアに変えながら、細心の注意をもってギアチェンジを繰り返しました。

飲む必要のないと思っていた水も飲みました。

暑いせいもあり、やたら喉が渇くのです。
後から考えてみると、辛さから口を開けて乗っていたわけです。そりゃ喉も乾きますよね。

神社が近づいてきました。

そこで信じられないことに、後ろから近づいてくる人がいたのですが、ずいぶん前に先に行かれたと思っていた仲間の一人じゃないですか!

「ええ?!どうしたんですか!」

と叫びましたが、知らない間に抜いてしまっていたようです。

ただ、話をしている余裕がないのでそのまま神社をパスすると腕時計で見たタイムは43分くらいでした。

おおー!
これならいい感じで、二人で目標をクリアできそうな1時間切りの自信が確信に変わろうとしていました。

ただし、喜びもつかの間、厳しい勾配が僕を待ち受けていました。

もう何度も登ったはずの坂なのに、こんなに苦しかったたこともなかったくらいの思いを味わいました。

自分の中にちらつく限界の二文字。

それを振り切るのですがのしかかる重力。狭まる自分の視野。

仲間の姿はもう見えなくなりました。

そこからはまさに自分との闘いでした。

出来るだけ上げたいと思っていたギアは一度もあげることが出来ませんでした。
少し勾配が緩くなっても脚を休めることしかできないのです。

勾配がきつくなると倒れないようにだけを考えて、浅くなったら疲労を少しでも逃がそうとスタンディングしたり、姿勢を変えたり、

ちらっと時計を見ると、1時間までどんどん時間が過ぎていきますが、残りの距離はそれほど縮まりませんでした。

あと2分となったところで、まだまだ距離が残っていることが分かったので、もう時計を見るのはやめました。

出来るだけ早くゴールに着くためにペダリングのみに集中しました。

もしかしたら時間のみ間違えがあるかもしれません。

去年最後の最後に元気をもらった「男根岩」が見えてきました。

ところが今年は元気は湧いてきませんでした。

歳のせいでしょうか?

その代わりに左足ふくらはぎがツリました。

「足をつくのか?」

そんな文字がちらつきました。

でも、なんとかペダルは漕げています。

ここまで来ればもうすぐなんです。

それでもペダルを漕いでも漕いでもゴールは見えてこないのです。

そこからどのくらいもがき続けたのでしょうか、分からなくなったところでようやくゴールが計測のための緑のマットが目に入ってきました。

沿道には応援してくれる地元の方が増えています。

ただ、今年はこの声に耳を傾けることが出来ませんでした。

なんとか、最後の力を振り絞ってゴールマットを越えはしましたが、ラストスパートと呼ぶには全然足りないものとなってしまいました。

「ゴールしたら倒れてしまうかも」

なんて思いもありましたが、案外倒れずに行けました。

ただ吐きそうになるのをこらえながら、

さらに足がつらないように力を抜きながら。

下山待機場所まで行って、休憩をしました。

結果は先述の通りで、がっくりもしました。

ただ、去年と比べて約4分のタイムを縮めたことと榛名山の1時間というのがそれだけ高い山なんだと思うことにして納得しました。

「タイムトライアルに出なければよいのではないか?」という自分の提案に、

やはり1時間切りを果たせなかった私の仲間は、「いや、タイムトライアルをやったうえで1時間を切る!」

と豪語しやがったのです。どんだけ志が高いんだ?!

ただ、もう一人が同じくタイムトライアルをやったうえで自分のタイムに迫ってきていることもあり、うかうかできない現実を直視しました。

あながちタイムトライアルのせいだけとは言えないようです。

一つだけ、良かったこともあって、
それは前日のタイムトライアルの時点の順位が226位/279だったのに対して、
タイムトライアルとヒルクライムを足した合計タイムの順位が217位/274と、9位も順位を上げることが出来たことでした。

まあ、あんまり意味のない順位ではあるのですが。。。

道のりはさらに厳しくなりますが、このくらいしないとタイムを縮めることはできないのかもしれませんし。

良しとしましょう!

今年もきれいな道路とスムースな運営で大会のスタッフの方、ボランティアや沿道で応援してくれた地元の皆様に感謝します。

また来年に向けて頑張るぞ!

オー!
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